CHIPPOKEブログ

仕事や農業、日々のことを綴っていきたいと思います。

異常事態!?今年のお米1

こんにちは。

ようやく秋らしい日々が続くようになってきました。

稲刈りもそろそろ終盤になってきましたね。

今日は今年のお米について思ったことを少し書きたいと思います。

 

今年の夏は、暑い日が例年以上に続き、過ごしにくかったかと思われます。

それにより、全国的に水が不足し、その影響は農作物にも及んでいます。

今年の米について、JAの職員の方や農家さんに話を伺っていると、やはりどこも品質があまり良くないと言われます。

その年の米の良し悪しは、JAなどで、農産物検査員という資格のもと検査を行い、しっかりと品質を見極めます。

その結果最終的に、整粒(せいりゅう)が何%残ったかによって等級をつけるわけであります。(※味の検査ではありません)

一番良いお米は1等に格付けされ、毎年各都道府県でその1等米比率が何%だったかと発表されるのですが、今年は全国で異常事態が発生しております・・・。

毎年1等米比率が90%を超えるような名産地で、今年はその比率が10%に満たない状況が続いているとの事なのです。

例年検査初日から、1等が出て「さぁ今年もこの時期が始まったなぁ」という感じだそうですが、今年はまず1等が出ない。検査しても検査しても2等、3等ばかり。

皆さん口をそろえて「こんな年はない。初めてかもしれない。」とおっしゃいます。

胴割れという、内部に亀裂が入ったような米ができたり、乳白粒という米の粒内が白くなっているような米になったりが今年は特に多いそうです。

 

次回、それによる農家さんへの影響などについて書きます!

話が逸れますが、この海藻アルギット米というお米。とても美味しかったです。