CHIPPOKEブログ

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音楽のトラウマ

こんにちは。

 

hokual.hatenablog.com

以前書かせていただいたカラオケの記事です。

私が小学生の頃の音楽の授業のせいで人前で歌う事のトラウマを抱えてしまったと書きましたが、それについて書いてみようと思います。

 

あれはたしか小学校6年生の時だったと思います。

音楽の先生は、その年に赴任された女性の先生で、音楽の授業スタイルがガラッと変わりました。

その手始めにまず一人ずつみんなの前に出て、指定の曲を歌ってくださいという事がありました。小学6年生と言えばもう思春期です。そんなこと恥ずかしくてやりたくない!という年頃です。でも授業だし、先生ちょっと怖いし・・・でみんな何とか乗り切ろうみたいな雰囲気になっていました。

みんななんとか歌っていき、ついに私の番になりました。

以前の記事にも書いたのですが、私はその頃すでに声変わりをしていて、声が低くなってしました。なので、正しい音域ではなく、少し低めの音域で歌いました。

その時、先生が急に伴奏をやめ「ダメ。もう一回最初から」と言い放ち、強制的に最初からになりました。私までのみんなはやり直しが一人もいなかったので、クラスのみんなも何が起こったのか分からないような雰囲気でした。

理由を言われなかったため分からず、もう一度低い音域で声をさっきより大きくして歌ってみました。すると先生はまた伴奏をやめ「ダメ。はい、席に戻って」と言われ、強制終了させられました。自分もみんなもわけがわからない状態でしたが、そのまま次の子へ。

最終的に私を含め4人ほどが不合格となり、次回またみんなの前で歌ってもらいますとだけ言われその日の授業が終了しました。

授業終わりにクラスのみんなが、

「先生のやり方ひどくない?」

「気にしなくてもいいよ!」

「今度はしっかり歌って見返してやろう!なんかムカつくし!笑」

とフォローしてくれて、その優しさに少し泣いてしまいました。

 

そして次の授業では、少し苦しかったですが、正しい音域で歌いきり合格に。

みんなも拍手で迎えてくれて、なんて良いクラスメイトなんだ!と思ったのは今でも覚えています。

結果的には合格になりましたが、不合格になった日のあの強制的に止められた感じや、みんなの前で理由も分からずやり直しをさせられたあの感じが、自分の中ですごく嫌な感情に変わっていき、それから音楽の授業は嫌いになりました。

 

先生のそのやり方で、私の中に音楽のトラウマが植え付けられたのですが、これって授業に限らず、日常生活の色んな部分に当てはまるなぁと大人になった今思うようになりました。

自分の何気ない一言がその人を一生苦しめてしまう事だってある。

言動ってすごく大事なんだなぁと当時のトラウマの出来事から学びました。

嫌な思い出だけで終わらず、そこから学べたことで、少し昇華できたのかなと思っています。

以上、私のトラウマのお話でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。