男なら一度はヒーローに憧れたことがあるのではないでしょうか。
私は現在、息子の影響で仮面ライダーを見るようになっていますが、昔はスーパー戦隊派でした。
私が一番好きだったスーパー戦隊は、第18作目「忍者戦隊カクレンジャー」です。
カクレンジャーは当時リアタイで見ていたと思うのですが、親に録画してもらった、ある回を擦り切れるほど何度も何度も見たことを一番覚えています。
当時、シンプルなデザインの中にも忍者感がしっかり感じられるあのフォルムが大好きで、おもちゃもたくさん買ってもらって遊んでいました。
私の中では、カクレンジャーがスーパー戦隊の入り口だったと思います。
でも不思議なことに、中身よりも音楽の方が頭に残っているもんです。
カクレンジャーのオープニング曲「シークレット カクレンジャー」。
これは当時聞いた曲調、歌詞、映像までも今でもずっと覚えています。
子供から大人へ成長していく段階で一度スーパー戦隊からは離れていくのですが、大学生になったときにふと思い出して、YouTubeで「シークレット カクレンジャー」を聞いてみたら、懐かしすぎて何とも言えない感情になったのを覚えています。
その時知ったのですが、歌っておられた方が、トゥー・チー・チェンさんという方。
中国の方かな?と思い調べてみるとあらおもしろい。この曲を作曲された都志見 隆さんが自分の名前を中国語読みにされて自ら歌われていたとか!
大人になってからこういう背景を知ることで、当時好きだったものがより厚みを増していく感じがしてさらに好きになりました。
また、挿入歌の「イントゥ デンジャー カクレンジャー」もカッコよくて大好きです。
当時擦り切れるほど見ていた回が、最終話の前の回だったんですが、最終話の予告でこの曲のイントロが流れるんです。そこがカッコよすぎてずーっと頭に残っていました。これもまた大学生になってから調べてみるのですが、当時YouTubeには音源がなく、探すのに苦労しました。最終的にニコニコ動画で探し当て、久しぶり聞いたときは大感動でした( ノДT)
これ以降のスーパー戦隊も好きですが、やはりカクレンジャーは別格で思い入れが強いです。この作品には、若かりし頃のケイン・コスギさんや遠藤憲一さん、子役として井上真央さんなども出演されていました。今になっての驚きです。
皆さんにもそういう作品があると思います。大事にしていきたいですよね。