私は大学生の頃にもブログを書いていたことがありました。
その頃はまだ若く、社会というものを"知った気"になっていました。今思うと本当に恥ずかしい・・・。
うろ覚えですが、当時自分が書いたある記事で、
「バイトでも仕事でも、とりあえずやってみて合わなければ辞めようという人が多すぎる。一度自分で決めたのなら最後までやり抜くのが当たり前だ!」
と豪語したことがありました。
そこに、いつもコメントを下さっていた美容師のお姉さまが、
「その考えも一理あるね。でも何事も自分に合う合わないがあるから、一概にそうは言えないと私は思うよ!」
とコメントをくださいました。一度私の意見を肯定した上でのアドバイス。本当に大人な対応です。
しかし、若さだけを武器に社会を知った気になっていた当時の自分は、
「確かにそういう考えもありますが、それは甘えであって、自分に合わないなら合うように努力することが一番大事だと思います!」
と根性論のような持論で返してしまいました。
美容師の方はそれに対してたしか「若いねぇ!がんばれ青年!」というような返しをしてくださったと思うのですが、なぜそんな返しをしてしまったのか、思い出すのも恥ずかしいです。笑
あれから結構経ちました。自分もまだまだですが、あの頃よりは社会を経験して社会についてなんとなく理解できてきたところです。
「一度決めた仕事は最後までやり抜け!」そう言っていた大学生の自分へ。
私は、大卒で入社した会社を辞め、違う会社に転職したよ。
前職の仕事が自分に合わず毎日悩んでストレスまみれだったけど、転職して今の仕事はやりがいが大きく楽しいよ。
そして、あの頃コメントをくださっていた美容師のお姉さま。
あの頃のアドバイスの意味が今ではしっかり分かります。素直にインプットしておけばもっと視野が広まったのかもしれません。かなりの時間をかけてようやく少しだけ視野を広めることができました。ありがとうございました( T^T)
ここから感じたのは、年長者の意見には耳を傾ける価値があるという事です。
経験に勝る知識はありません。自分よりも長く人生を生きておられ、いろんな経験もされてこられた、いわば先輩です。おっしゃる事に、経験から学ばれた根拠があります。
もちろん、年上ならすべての人の意見を聞くべきだとは思っていません。
そこをしっかり見極めて判断することで、より有益なアドバイスが得られるのかなと思います。
あの頃のブログからも学ぶことはいっぱいでした。
本当に良いツールだと感じます。