CHIPPOKEブログ

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プロ野球・名選手たちの最後の言葉

こんにちは。ご無沙汰しております。

突然ですが、プロスポーツの選手たちはいつか必ず現役の終わり=引退の時期が来ます。プロ野球でも毎年のように名選手たちが引退していきます。

昨年は「熱男!」でおなじみ、元ソフトバンク松田宣浩氏や、「今牛若丸」と呼ばれた守備の名手、元DeNAの藤田一也氏などが引退されました。

私は、引退の時に選手が残す言葉が結構好きです。

プロ野球選手でいえば、長嶋茂雄氏の「我が巨人軍は永久に不滅です」が一番有名かなと思いますが、今日は、私が好きなプロ野球選手の引退時の名言をいくつかご紹介させていただければと思います。

 

①「最後に、我儘、気ままなお願いですが、あと1本と迫っておりました両リーグ200号本塁打。この1本をファンの皆様の夢の中で打たせていただきますれば、これにすぐる喜びはございません」 大杉勝男

一擊KO傳說 大杉勝男 - 日職 - 棒球 | 運動視界 Sports Vision

これは私が一番好きな引退時の名言なんですが、大杉勝男氏と言えば「月に向かって打て」の指導で開花したスラッガーとして有名です。東映フライヤーズ(現日本ハム)とヤクルトの2球団に在籍し、パ・リーグで287本、セ・リーグで199本の合計486本塁打を放ちました。あと1本ホームランを打てば両リーグで200本塁打という大記録達成だったのですが、あと1本が出ないままの引退となり、この名言が出ました。(ちなみに両リーグで200本塁打を記録しているのは落合博満氏ただ一人です)

きっと大杉氏自身もあと1本打ちたかったと思いますが、最後に「この1本を皆様の夢の中で打たせていただければ」という言葉が出てくるところが人間性が出ていて素晴らしいなと思います。

 

 

②「今日集まってる子供たち!野球はいいもんだぞ!野球は楽しいぞ!野村謙二郎

野村謙二郎(1995)131試合、打率.315、173安打、32本塁打、75打点、OPS.940 (最多安打) : 日刊やきう速報

広島東洋カープ一筋の名プレイヤー野村謙二郎氏が引退時に残された名言です。

野村氏はトリプルスリーも達成するなど、リードオフマンとしてカープ一筋で活躍されました。いろんな引退の名台詞がありますが、ここまで簡単でかつ野球界の未来へ向けたような言葉はなかったような気がします。野村氏自身、最初から最後まで楽しいプロ野球人生ではなかったと思いますが、最後にこんな言葉が出る事、そして、将来のプロ野球を担っていく子供たちに分かりやすくグッとくるメッセージを残されたこと、とても素晴らしいです。

 

 

今日はこの2つをご紹介させていただきました。

まだまだご紹介したい名言はあるので、またこれについての投稿をさせてもらえればともいます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。