CHIPPOKEブログ

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続・絶対に破られない記録

こんにちは。

前回、MLBアンタッチャブルレコードについて書きましたが、その下調べをしている段階であまりの記録のすごさにもう少し紹介したいなと感じたので、今回は続編を書かせていただきます。

hokual.hatenablog.com

 

 

④シーズン262安打 イチロー

イチロー氏の262安打を抜く日は来る? 記録更新に立ち塞がる3つの"高すぎる壁" | Full-Count

MLBアンタッチャブルレコードの中にはイチロー氏も存在しています。

2004年に記録したシーズン262安打は不滅の記録となりました。それまでの記録は1920年ジョージ・シスラー選手が記録したシーズン257安打でした。80年以上の時を超え海を渡ったサムライ・イチロー氏がこの記録を更新したわけです。ちなみに、2000年以降で240安打以上を記録したのは2人しかいません。1人はエンゼルスで活躍したダリン・アースタッド選手。どちらかと言うと守備の人という印象の選手で、中堅手としての通算の守備率がMLB歴代最高値です。そしてもう1人がイチロー氏です。イチロー氏はルーキーイヤーの2001年に242安打、そして2004年に262安打を記録しています。

 

 

⑤シーズン130盗塁 リッキー・ヘンダーソン

シーズン42盗塁死は「破ることができない」 驚くべきメジャー記録を特集 | Full-Count

リッキー・ヘンダーソンは「Man of Steal(盗塁男)」の異名をとるほど足を生かした選手でした。1982年、メジャー4年目のシーズンに、それまでルー・ブロック氏が持っていたシーズン118盗塁の記録を大きく更新するシーズン130盗塁を記録します。それから半世紀近く経ちましたが、いまだにこの記録は破られる気配はありません。この記録が打ち立てられた3年後にビンス・コールマン氏がシーズン110盗塁を記録し大記録に近づきますが、それが最高でした。2000年以降で最もこの記録に近づけたのは、2007年にホセ・レイエス氏が記録したシーズン78盗塁です。昨年ナ・リーグMVPを獲得したロナルド・アクーニャJr.選手は73盗塁を記録し盗塁王を獲得しましたが、130盗塁まではあと57足りません。驚異的な記録だという事がよく分かります。

 

 

⑥シーズン232四球 バリー・ボンズ

バリー・ボンズ氏と言えばシーズン73本塁打というMLB記録が有名ですし、それもアンタッチャブルレコードですが、私はこのシーズン232四球を推したいと思います。

この年、ボンズ氏は40歳のシーズンでありながら、.362で自身2度目の首位打者を獲得しています。そして、以前にも増して厳しい四球攻めに遭い、この年は232四球のほかに120敬遠というMLB記録も更新しています。加えて、出塁率.609、OPS1.411という驚異的な記録でこちらもMLB記録となっています。四球が多いという事は、強打者の証でもあります。日本プロ野球(NPB)のシーズン最多四球記録は、1974年の王貞治氏が記録した158四球です。この年、王氏はホームラン王に輝き、不滅の13年連続ホームラン王獲得という大記録を達成した年でもありました。

強打者は勝負を避けられる事が多いですが、この年のボンズ氏は異常ですね。

 

 

 

今回も3つご紹介いたしました。

「記録は破られるためにある」とよく言われますが、破られない圧倒的な記録があるという事もまた面白いですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。