CHIPPOKEブログ

仕事や農業、日々のことを綴っていきたいと思います。

農業の常識、それって本当??

こんにちは。

今回は農業についてのお話です。

 

田植えの時期が刻々と近づいております。

早いところではもう早生品種の田植えを行っているところも見られました。

そんな中、今回は土づくりについて書きたいと思います。

土づくりは農業において軽く考えられがちですがとても大事な部分です。

農業の基本は土です。いくら良い肥料を撒いて、農薬でしっかり管理しても土が健康でなければいい作物はできません。

作物にもよりますが、土づくりではよくケイ酸質と有機成分の補給、そして石灰を使用します。

ケイ酸は、作物を丈夫にする成分で、倒伏の軽減や光合成の助長などの効果があり、作物になくてはならない成分です。

有機は生物由来の有機物質から作られる肥料で、主に鶏糞や牛糞などで補給することが多いです。肥効はゆっくりですが、その分土や根にやさしく土中の微生物の活性化などにも効果が高いです。

最後に石灰ですが、これは主に土壌酸度(pH)の調整に使用されます。作物にはそれぞれに適した土壌pHというものがあり、その状態まで調整するために石灰を使用される方が多いです。

色んな用途、効果などを考えて土づくりをする必要があるのですが、一つだけ引っ掛かる部分があるのです。それが石灰の使用

農業界では、土づくりに石灰はもはや常識であり、疑わずに使用されている方がほとんどだと思います。しかし、農業未経験の私が疑問に感じたのが、

あれ?石灰ってセメントの原料だよね?土固まらないの?

というものでした。

当たり前ですが、石灰を散布したからと言って土がカチカチに固まる事はありません。笑

しかしこれ、あながち間違いではないらしく、一部で聞いた話によると、少なからず土が固くなることはあるそうで、それによって土壌中の根張りが悪くなることもあるとの事。

根っこが張らないと作物は大きくなれません。けっこう深刻な問題では・・・?

そんな疑問を抱きながら、農業初心者の私は今年も水稲栽培の時期を迎えたのでした。

このあたりはもっと勉強していこうと思っています!

またブログでも書ければいいかなと思います!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。