CHIPPOKEブログ

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『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』を観て

こんにちは。

先日地上波で、『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』がノーカットで放送されていましたね。ずっと見たい見たいと思っていたので、録画してリアタイと録画で見ました。

内容としては、栗山監督の就任による侍JAPAN始動から、WBCでの世界一達成までの記録を描いたドキュメンタリー映画でした。関係者しか見られないような裏側を映しているので、ファンにとっては終始たまらない映像だらけだったかと思います!

「ここでこんなやりとりがあったのかぁ」や「ここにはこんな背景があったのか」など、いろんな裏側が見れて最高でした。

 

 

※以下、ちょっとしたネタバレありです。

 

 

 

 

 

 

色んなシーンがありましたが、私が特に気に入ったのが、宮崎キャンプでの村上選手とダルビッシュ選手のあるやりとりでした。

村上選手がダルビッシュ選手にいろいろ聞いていて、それに対してダルビッシュ選手が持論を交えてアドバイスをする。その最後の会話です。

 

村上「アメリカで打ちたいっすね」

ダル「打てるよ」

 

すでに結果を知っているので、キャンプの時点でこんな会話をしていたと知り鳥肌が立ちました。

村上選手は今大会は、.231(26打数6安打)1本塁打6打点と本来の実力が出せたとは言い切れない結果でした。しかも、1次ラウンドでは、.167(12打数2安打)0本塁打1打点と、JAPANの4番としては寂しい結果でした。

チームは勝ち進み準決勝の地・マイアミへ。相手は強豪ベネズエラを破ったメキシコ。苦戦を強いられ9回最後の攻撃を残して4-5と1点ビハインドの状況でした。打順は3番大谷選手から。ツーベースで出塁しチームに勢いをつけます。続く4番吉田正尚選手が四球を選び代走に周東選手を起用。ノーアウト1,2塁で迎えるは5番村上選手。ここであの会話のフラグが回収される時が来ます。

カウント1B1Sからの3球目をセンターオーバーのフェンス直撃、サヨナラツーベースを放ち見事勝利に貢献しました!ここまで苦しんでいた村上選手が放った1打でチームが勝利。日本中の野球ファンが沸いたことでしょう。

アメリカで打ちたいっすね

まさにアメリカで打った殊勲打。しっかりフラグを回収するあたり、やはり持っていますよね。しかも決勝のアメリカ戦でも1打席目で同点のソロホームランを放っているんですよね。有言実行、素晴らしいです。

この映画、見れば見るほどあの頃の感動がよみがえってくるので、何度でも見てしまいます。これだけすごいドキュメンタリー映画に出会えて私は幸せ者だなと思います。

また、映画の最後の終わり方もいい。これはぜひ見てみてほしいです。笑

 

どのシーンを切り取っても素晴らしい、本当に史上最強の侍JAPANだったと思います。

次回大会、この大会を超えるのは難しいと思いますが、ぜひ連覇を達成して日本中を感動の渦に巻き込んでほしいなと思います!