CHIPPOKEブログ

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「あ、死んだかも。」高校時代の出来事

お題「これまで生きてきて「死ぬかと思った」瞬間はありますか?身体的なものでも精神的なものでも」

お題に沿って書いてみたいと思います。

 

私は、人生で「死ぬかと思った」瞬間は1度だけあります。それは高校時代です。

以前の投稿でも書いたことがありますが、私は高校時代野球部に所属していました。

高校野球は硬球と言って、小学校、中学校とは違い硬いボールなのが特徴の1つです。これ触ったことがある方ならわかると思いますが結構硬いです。よく"石ぐらい硬い"と例えられます。野球漫画の「MAJOR」では、主人公茂野吾郎の父・本田茂治が、ジョー・ギブソン投手の速球を避けきれず頭に死球を受け、それが原因で亡くなってしまうという描写があります。これは大げさでもなんでもなく本当にあり得るんです。それくらい硬いです。

ある日、バッティング練習をする際に、ピッチングマシーンを設置していました。

マシンの設定を終えて実際に打者が打席に立って、最終調整をするとき。いつもなら危険なのでヘルメットを着用して打席に入るのですが、最近はマシンの調子が良かったため、私はヘルメットを被らずに打席に立ちました。そして放たれた1球目。

ストライクゾーンから大きく逸れた球は見事に私のこめかみ部分に直撃しました。

周りは騒然としています。みんなMAJORのおとさんの死因を知っているのでなおさらです。私はすぐに病院に運ばれ検査を受けました。結果は問題ないとの事でした。

球がそこまで速くなかったことと、私の避け方が良かったことで何とか難を免れたみたいでした。私のこめかみに当たったボールはそのままピョーンと飛んでいったのですが、もしもその場にボテッと落ちていたら、MAJORのおとさんのようになっていたかもという事でした。

結果的には後遺症などもなく、今も元気に過ごせているので今となっては笑い話にできますが、当時はみんなが口をそろえて「死んだと思った」と言っていました。笑

だいぶ前に書きましたが、昔私の母校ではピッチングマシーンの事故によって亡くなった方がおられたので、それも含めてみんなそう思ったそうです。

hokual.hatenablog.com

 

今は元気でもいつ何が起きるかなんて予想できないものです。

なるべくリスクを減らした行動をとりたいものですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。